副業でメールカウンセラーになる3つのコツ・初心者が陥りがちな罠

メールカウンセラーとして副業したいけど、資格や始め方などで悩んでいませんか?このブログを読むことで、副業のメールカウンセラーとして収入を得る方法がスッとわかります。

実際に私も数百件とメール相談に乗り、現在は約600名のカウンセリングをし、120回以上のセミナー講師登壇。初未経験・資格なしから「副業カウンセラーになる」講座も開催しています。この記事では、メールカウンセリングを始める2つの方法だけでなく、初心者が陥りがちな3つの罠についても、具体事例をもとにお伝えしていきます。

メールカウンセラーの副業には危険がいっぱい潜んでいるので、始める前に知っておけば、不要なトラブルを回避できますよ。
(なお、詳細についてはゼロから始めるメールカウンセラー養成講座をご覧ください)

メールカウンセラーとは?押さえておきたい基本概要

そもそもメールカウンセラーとは、どのような特徴があるのかご存じでしょうか?ここではメール相談の特徴、必要な資格、料金相場、多い相談内容について、お伝えします。

対面ではなく「メール」で悩みを聞く仕事

一般的なカウンセリングというと、対面もしくは電話が主流です。コロナでオンラインによる在宅でのカウンセリングも増えていますが、いずれにしても「対話」を通じて相談に乗るのが基本の形です。

一方で、メールカウンセラーのお仕事は「文章」で悩み相談に乗ります。相談者は自由に悩みをテキスト状態でカウンセラーに送り、カウンセラーが文章で回答していきます。メールカウンセラーは従来からあるカウンセリング手法です。

メール 女性

アドバイスではなく「悩み解決のサポート」

メールでの返信というと、「アドバイス」のイメージをもたれる方もいるかもしれません。しかし、カウンセラーに求められるのはあくまでも悩み解決のサポートです。なぜなら答えは相談者の中にあるからです。したがって対話のときと同様に「傾聴力」が必要になります。

 

在宅カウンセラーとして悩み相談に乗れる

対面での相談には「カウンセリング・ルーム」で対応するのが一般的です。カウンセラーはあらかじめカウンセリング・ルームを予約してレンタルし、通勤します。

しかしメールカウンセリングは、通勤や移動の必要がありません。在宅でできるメリットがあります。これは相談者も同様で、遠方の方や子育て中の方など、事情があってお越しになれない方も相談できるツールでもあります。

家

資格なしでメールカウンセラーになれる!

 メールカウンセラーは資格がなしでなれます。ただし資格なしでなれると謳っていても、病院や学校、企業等での1~5年程度の実務を求める募集案件も少なくありません。その点で、対面のカウンセラー同様に求人への応募は狭き門です。

ただし、未経験からなる方法は0ではありません。のちほど詳しく始める方法についてもお伝えします。

 

料金相場は3,000円程度(3~5往復)

料金は資格、経験値によって、大きく前後します。ある程度の知識やスキル、実務経験等がある場合、3~5往復で3,000~5,000円程度が多いです。

基本は前払い制で、初回時に受け取ります。

メールで多い相談内容

相談内容はとても幅広いですが、カテゴリー分けすると下記のとおりです。

恋愛にまつわる悩み

  • 片思い・モテない・付き合い方がわからない
  • 長続きしない・振られる
  • 浮気・不倫
  • デートDV・束縛・過干渉 など

夫婦関係・パートナシップにまつわる悩み

  • 価値観の不一致・生活感の違い
  • DV
  • 性生活・セックスレス
  • 嫁姑関係 など

仕事・キャリアにまつわる悩み

  • セクハラ・パワハラ・いじめ
  • 仕事環境・職場の人間関係
  • 転職・天職・やりがい
  • 自分探し

お金にまつわる悩み

  • お金がないことへの不安・恐怖
  • 借金
  • お金が溜められない

親子関係・子育てにまつわる悩み

  • 親の束縛・鑑賞
  • 子の発達障害
  • 育児不安・育児疲れ・自信喪失
  • 子の不登校・ひきこもり・問題行動

健康・病気・こころの不調にまつわる悩み

  • うつ・躁うつ病
  • 不眠・睡眠負債・ダイエット
  • アレルギー・PMS・持病
  • 自信のなさ・自己肯定感
  • 人間関係のこじれ・など

※メールカウンセラーに向いている人、メリット・デメリットについては、副業で相談に乗るには?在宅できる5つのカウンセリング方法」にて、詳しく記載しています。

メールカウンセリングを始める!たった2つの方法

メール相談に乗ろうと思っても「どう始めればいいのか?」と悩むものです。実際には、2つのやり方があります。2つの内容を読み比べ、どちらが合うかを見極めてみましょう。

1.ネット検索で求人から申し込む

インターネットで検索をかけて、ヒットした求人に申し込む方法です。「メールカウンセラー」「メール相談」と調べると、多くの案件が該当します。

メインとなるお客様によって、資格が義務の場合もあります。募集要項をしっかり読みましょう。企業向けサービスや会員向けサービスだと、実務経験が必須のことも多いです。

もちろん、なかには無資格であっても、研修を経てカウンセラーになれるものもあります。しかし、「正社員」「契約社員」などの雇用契約ではなく、業務委託であることが多いため、研修費用は自己負担です。数千~数万円程度の実費は覚悟しましょう。

 

2.SNS・ブログを駆使してネット集客

SNSやブログを駆使して、ネットで集客する方法です。Twitterやインスタグラム、FacebookやYouTubeなど、様々なツールがあります。

ネット集客と聴くと、ハードルが高く感じるかもしれません。「集客って怖い」「売りつけるのは嫌だ」と、とっさに不安になりますよね。以前の私もそうでした。

けれど、「臨床心理士」「公認心師」となるメイン資格がないと、申込できる案件がだいぶ少ない事実があります。無資格で応募できる案件も、実際には「経験値」を求めてくるため、最初の経験を積めないことが多いのです。

「好きを仕事にできればお金なんていらない」という人も、最初の実務を積むことができなければカウンセラーとして働くのは夢物語になってしまいます。夢をかなえるためにも、頑張った分の収入を得るためにも、集客は必要です。

 

知らないとトラブる!?初心者が陥りがちな3つの落とし穴

メール相談を始める方法がわかったから、さっそく副業しようと思う行動派の人もいるかもしれません。けれども、ちょっと待って!実は、知らないと危険な注意点が3つあるんです。落とし穴にはまらないように、危険な部分を予習しましょう。

1.相談に乗るうちにドッと疲れてしまう

「ガッツと思い」で聴くのはNGです。なぜなら、相談に乗っているうちに、同調しすぎてドッと疲れてしまうからです。これは私もカウンセラーになりたてのころは、「相談に乗って役に立てるのは嬉しい。でも、なぜか疲れてしまう」という体験で苦しんだことがあります。

当時は原因が理解できなかったのですが、今はハッキリわかります。「相談に乗る作法」が身についておらず、ドッと疲れてしまっていたのです。

私の場合は、大学で心理学を4年間学んでいました。にもかかわらず、現場に出て「ネガティブなものを吸ってしまう」ような体験をし、自分ではうまく処理できずに悩んだのです。

それは「わかる」と「できる」には、明確な差があるから。

もしあなたが相談に乗る作法を知らずに、まずカウンセラーになろうとするのなら、すぐに疲れてしまい、長続きできないかもしれません。

その後、私は相談で「DV」「性的暴行」などのディープな相談も受けてきました。しかし、引きずられずに済んでいます。それは、ふたたび心理学のベースを先生から学び、疲れない聴き方ができるようになったから。

逐一相談に乗るたびに疲れていたり、一緒になってくよくよしていると身が持ちません。長くカウンセラーとして働くためには「相談に乗る作法」を知り、「カウンセラー・モード」を身に着けるのも必須です。

 

2.高収入・月給制のうたい文句は99%詐欺

 カウンセラーになりたいと思っている人が陥りやすい罠の2つ目が「詐欺被害」です。基本的にカウンセラーの募集は業務委託、完全歩合制が多いです。

収入が安定しづらいことから、月給制を探したくなる人も多いことでしょう。根気強く探せば、月額で30万、50万の求人が見つかります。

けれども残念ながら「月給30万円」「話を聴くだけで50万円の高収入」とのうたい文句は、ほぼ詐欺です。

登録したら、「お金を払いたい」「そのためにプレミアム会員になって」などと言葉巧みに誘導され、個人情報を抜かれたり、巧妙な手段で数万円を抜き取られたりすることも。

「メールカウンセラーが危ない」「メールカウンセラーはほぼ詐欺だ」とネットで悪評も時々見かけますが、多くの場合が甘い言葉に騙されてしまった人の口コミです。メールカウンセラーの募集のほとんどが「月額制はない」「固定ではない」と覚えておきましょう。

 

3.出会い系・ピンク系に巻き込まれるリスク

3つ目の罠は「ピンク系に巻き込まれるリスク」です。特徴として「社会人未経験OK」「18歳からOK」など、若い人募集で書かれています。

特にメールレディ、チャットレディと書かれるものは、出会い系につながっていたり、ピンク系の可能性が高いので注意が必要です。

純粋に悩み相談に乗りたいのに、アダルト系への誘導となっていることもあり、恐怖でしかありません。さらに報酬も1往復100円などと手ごろな価格帯で、詐欺にも思えないことから登録してしまう人もいるそうです。注意してください。

メール相談は危険だらけ!?安全な求人を見極める3つのポイント

ではどうしたら、詐欺まがいや出会い系まがいの求人に引っかからずに済むのでしょうか?3つの見極めポイントをご紹介します。

1.「簡単」「誰でもOK」「高収入」を避ける

1つ目は「簡単」「誰でもOK」「高収入」の求人を避けることです。これは3つとも書かれているものでなくとも、2つあてはまるものは「危ないかも?」と思ってみたほうが良いでしょう。

誰でもいいのに、高い報酬。簡単に稼げる。そんな求人は、詐欺か出会い系のいずれかを疑うべきです。

メール相談は在宅でできる気軽さはありますが、「DV」「ハラスメント」「持病」などセンシティブな相談もきます。むしろ対面では言いづらいからと、口に出すのがはばかられるような惨劇を文字に記す相談者も少なくありません。

サクッと読んで、ポンっと返せるものではないのです。適切に内容を理解する読解力、言わんとしていることを伝えられる表現力、傷ついた心に寄り添える傾聴力が求められます。

メールというと手軽にできそうですが、必要なスキルや伸ばしていくべきスキルも多く、この辺りは対面と変わりありません。

 

2.報酬が「料金相場」であること

2つ目は報酬が「料金相場」であるものを選ぶことです。有資格+経験者で3,000~5,000円(3~5往復)です。無資格・未経験だと5往復1,000円未満もあるでしょう。

求人に応募する際には、どうしても「高いもの」に目が行ってしまうとは思います。私も高額につられてサイトを見に行ってしまい、詐欺サイトのようなものを見つけてドキドキしたこともあるので、わかります。

けれど、平均より高い場合にはアダルト系や詐欺の可能性、大!危ない目に合いたくないのなら、無難に避けたほうが良いでしょう。

3.求める条件に「資質」「資格」などの明記があること

3つ目は「募集条件に資格や素質」がはっきり書いていることです。

メールカウンセリングは非常にデリケートな仕事。傷に塩を塗るようなカウンセラーには、誰だって相談したくないでしょう。

これは相談する側も、業務委託を結ぶ会社も同じです。万が一、カウンセラーに不適切な人と契約を結び、相談者を傷つけたとあれば、クレーム対応や会社としての信頼を失うのは会社だからです。

その点で、通常は「キャリア」「資格」など、相談員としてふさわしい人を募集します。1年以上のカウンセリング実務経験、100名以上の相談実績など、条件がかかれている案件は、安心といえるでしょう。

※もっと適性・資質について知りたい方はカウンセラーに向いている人に共通する7つの特徴」記載しています。

副業のメール相談で稼ぐ!3つのポイント

実績不足で申し込みができないと、がっかりしている人もいるかもしれません。あるいは、ほぼ未経験でできる仕事の報酬が低すぎて、困惑する人もいることでしょう。

そこで、Wワークを経て20代で独立したカウンセラーが「稼ぐための3つのポイント」をここでお伝えします。

1.求人に頼らずに「悩んでる人に来てもらう」工夫をする

1つ目は「求人に頼らずに来てもらう工夫をすること」です。無資格・未経験だと、求人への申込自体を受け付けてもらえないこともあります。

私もカウンセラーを目指していた時、メール、対面、電話それぞれのカウンセラーの募集に数十件応募しましたが、すべてダメでした。このとき、私は大学で心理学専攻卒業し、認定心理士を持っていたのに、です。

だからこそ「求人に頼らずに来てもらう工夫」をしてきました。具体的には、「SNS」「ブログ」などで情報を発信し、「あなたに聴いてもらいたい」「○○さんなら安心できる」と思ってもらえるようにしました。

いろんな方法を取り組みましたが、TwitterやFacebookで、悩んでいる人に役立つ投稿を毎日アウトプットしたり、ブログで寄り添う投稿をしたり。以前のブログでは2,000本も書いています。最初はだれもが無名だからこそ、コツコツやり続けることが大事です。

結果、「さとみさんだからお願いしたい」と来てくれた人が何人もいます。求人に頼らず。自ら行動し、相談したくなる自分になることが肝心です。

2.心理学の基礎を身に着ける

2つ目は「心理学の基礎を身に着けること」です。

資格は必須ではありません。しかし、実際に相談に乗るうえで「傾聴力」「相談に乗る作法」「カウンセリング・マインド」などを知らないと、疲れが溜まったり、うまく相談に乗れなかったりなど、苦労することも。

知識をつけることで、相談に応じられる範囲も広がります。また、聴いても疲れない方法を身に着ければ、長らく働くこともでき、結果稼げる金額もアップします。

3.スキルアップのためのメンターに指導を請う

3つ目は「スキルアップのためにメンターに指導を請うこと」です。メンターとは、その道を先に行っている良き指導者、よき助言者のことを指します。

最初からすべてわかっている人はいません。壁にぶつからずに、すんなり「わかる」から「できる」にステップアップする人もほぼ0です。

壁にぶち当たったり、うまくいかないときに自力で頑張るのも悪いことではないです。実際に私も最初のころはお金がないから、自力で工夫しようと頑張ったものです。

けれど、自分の頭で考えて工夫できる範囲には、限度があります。すでに知っている知識や経験の範囲でしか、工夫ができないからです。

あるときから、メンターに教えを乞うようにしました。経営から自分よりも稼いでる経営者にコンサルしてもらい、自分よりも心理学の知見がある人からフィードバックしてもらいました。当然、お金はかかります。お金がない副業のタイミングでは、節約して工夫しなくてはならずに大変になりました。

しかし、その甲斐もあって、自分では思いつかない解決策を授けてもらえて、集客の悩みが1つずつ解消されたり、カウンセリングで「ありがとう」と言われる数が増えたり、良い結果が出るようになりました。

相談に乗る力を高めるに、独学が悪いわけではありません。ただ、同じことの繰り返しでは成長しません。問題を解決するためには、その道の専門家、もっと先を歩んでいるメンターからの指導を設けることが最短ルートです。

私のように回り道をいっぱいしないでください。時間もお金だからです。私のスクールでは、スクール期間中に指導・相談に乗る場を設けているのはもちろんのこと、卒業後も特別価格で相談できる制度を設けています。一人で悩み、時間を無駄にしてほしくないからです。

花

まとめ

いかがでしょうか。

今回お伝えした内容は

  • メールカウンセラーとは?まずは押さえておきたい基本概要
  • メールカウンセリングを始める!たった2つの方法
  • 知らないとトラブる!?初心者が陥りがちな3つの落とし穴
  • メール相談は危険が一般!安全な求人を見極める3つのポイント
  • 副業のメール相談で稼ぐ!3つのポイント

です。

メール相談ならではの難しさもあるので、すぐに始めたい方は「オンラインカウンセラー」がおすすめです。「始め方・ステップ」や「稼げない罠を回避する方法」については、体験セミナーで情報をキャッチしましょう。

健康に不安がある方も、在宅で相談に乗ることができるため、メールカウンセリングはおすすめです。メールカウンセラー養成講座の詳細はこちら

メールカウンセラーになることに、不安もあるかもしれません。少しずつ集客力と傾聴力をつけて、あなたが稼げるカウンセラーになることを願ってます。一緒に励み、感謝されながら稼げるカウンセラーになりましょう。

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心理カウンセラー田倉さとみ

心理カウンセラー田倉さとみ

エイド・カウンセラー協会 代表

いじめをきっかけにカウンセラーを目指すも、求人のなさ・集客に悩む。高額の経営塾等でビジネスを学ぶことで20代でひとり立ち。
しかし1馬力の限度も感じ、エイド・カウンセラー・スクールを開設。
ミッションはエイド・カウンセラー(仲間)を1,000人以上が増やすことを通じて、うつ病・自殺者が1,000人未満に減少させること。
心理歴15年、セミナー講師登壇120回以上、550名以上の臨床経験をもつ。
主なメディア出演はTBSテレビ、かわさきFMラジオ出演。著書「こころの予防医学」出版。

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