カウンセラーに年齢制限なし!40代からなるメリット・デメリット

第2の人生として副業カウンセラーになりたいけれど、年齢で躊躇していませんか?心理カウンセラーに年齢制限はなく、退職後のセカンドライフとして選ぶこともできます。40代・50代など豊かな人生経験を歩んできたからこそ、どっしり腰を据えて話を聴ける安定感もあることでしょう。一方で、ミドル・シニア世代から副業でカウンセラーになることでのデメリットもあります。心理歴15年、約600名のカウンセリング実績のある現役の心理カウンセラーが「知らないと危険なデメリット」「デメリットをサクッとカバーする対策」をご紹介します。

カウンセラーに適した年齢はある?

結論から言いますと、何歳からでもカウンセラーになることはできます。まだ早い、もう遅いという基準はありません。当然、セカンドライフ(第2の人生)として、定年後にカウンセラーになることも可能です。

実際に私は大学で心理学を専攻し、その後に産業カウンセラーの養成所、その他セラピー講習等も受けてきています。そこでは10代から60代までの幅広い年代が学んでいました

私の知人の中に、18歳で大学で心理学を学びはじめ、大学院を経て、臨床心理士の資格を取り、20代でカウンセラーになった人もいます。一方で、会社員で社会人経験を着々と重ね、50代・60代で心理学を学び始め、定年前後にカウンセラーになった人もいます。

なので、「何歳からでも」目指すことはできます。この年代がおすすめ・最適という年齢も定まっていません。けれど年齢別のメリット・デメリットがあるのは事実です。いわゆる「その年齢ならではの良さ」であり、「注意点」でもあります。

40代・50代でカウンセラーになる2つのメリット

40代・50代という、いわゆるミドル・シニア世代がカウンセラーになるのは、2つのメリットがあります。

1.豊富な知識と経験でおおまかな共通認識を作れる

一般的に、40代・50代にもなると、人生の大部分のライフイベントを経験しているものです。

  • 就職・キャリアアップ
  • 結婚・出産・子育て
  • 介護・看病
  • 病気・ケガ
  • 大事な人とのお別れ など

たとえ、ご自身での直接的な経験がなかったとしても、年齢を重ねるにしたがって周囲に既婚者や育児に携わった方も増えていったことでしょう。知人のお子さんの進学や就職、病気の克服や両親を看取った経験なども出てくる方も増えてくる年齢です。年齢的に友人や家族の他界なども経験しているかもしれません。

人生経験を豊富に歩んだことで、介護や両親の他界の話題が出ても、スッと理解が容易にできることでしょう。これは、カウンセラーになった後にも、おおまかな共通認識を相談者とスッと作ることができるメリットです。

無駄に年を重ねてきたと自虐的におっしゃる方もいますが、人生においては無駄な経験なんて1つもありません。失敗や挫折も、挑戦しないことには生まれないからです。

長らく生きてきたからこと。それに伴う豊富な知識や経験は紛れもない武器といえるでしょう。

2.どっしりと腰を据えて聴ける安定感

ミドル・シニア世代になると、大部分のライフイベントを経験済みのことでしょう。若いときには何もかもが初めての経験だらけで、就職・結婚・転職・子育てなど、知らない・できない壁に多くぶち当たります。一方で、それらを乗り越えてきたミドル・シニア世代は、たいていのトラブルやめんどうごとも乗り切る術を自分なりに身に着けたのではないでしょうか?

完ぺきな対処法ではないにしろ、たいていの場面を何とかする術をつけてきたことで、傍目では「安定」しているように見えます。内心は焦りや不安などが渦巻いていたとしても、です。

40代・50代でカウンセラーになることで、ビックリするようなお話がクライエント(相談者)から出たとしても、どっしり腰を据えて動じることなく聴けることでしょう。それらは年齢に伴う安定感であり、不安を抱えながらお越しになるクライエントを落ち着けることにもつながるメリットです。

40代・50代でカウンセラーになる2つのデメリット

メリットがあれば、同時にデメリットもあります。ここでは、ミドル・シニア世代がカウンセラーになるデメリットを2つ紹介します。

1.知識ゆえの先入観・固定概念を持ちやすい

1つ目は「先入観・固定概念を持ちやすい」点です。

一般的に、年齢とともに知識や経験が蓄積されて、常識が定着します。知らず知らずのうちに、それらが先入観や固定概念となってしまうことも少なくありません。年齢を重ねると頑固になるという言葉があるように、豊富な人生経験ゆえにジャッチをしてしまわないよう注意が必要です。

たとえば「子どもがいるのに、離婚は良くない」「子育てはママが中心であるべき」などの固定概念を持っていませんか?

従来が男が働き、女が家庭を守るスタイルが一般的でしたが、時代とともに共働き・夫婦ともに育てる流れに移行しています。離婚についても、DVや不倫、借金などの特別な事情がないとできないものとの考え方が多かったですが、現在は別居や離婚へのハードルも下がってきています。

豊富な経験は問題への対処をする上で役立ちますが、先入観が邪魔をして、健全なカウンセリングを妨げてしまうリスクもあります。年齢を重ねてから目指される方は、自分の中にある常識を見直して「こうあるべきだ」「これが当たり前」というものがないかをチェックしてみるのをおすすめします。

2.新しいやり方への抵抗感

2つ目は「新しいやり方への抵抗感が生じやすい点」です。

一般的な聴き方とカウンセラーとしての聴き方には、いくつか違う点があります。一般的には良いこととされることも、仕事として聴く上でやってしまうと、トラブルに発展してしまう部分もあります

だからこそ「ふだんの聴き方は今まで通りでもいいけれど、カウンセラーとしての聴き方はこれ」「会社でのやり方はこれだけど、カウンセラーとしての接するときはこれ」と使い分けをしていきます。

けれども長らく親しんできた聴き方、人との接し方をスパッと変えるのは至難の業。仮に22歳でカウンセラーになる方は、自分なりのやり方をしてわずか22年。けれど45歳でやり方を変えるのは45年の歴史があるわけです。倍以上の年月が経ったものを変えるのはやはりそれ相当の努力がいります。

一度「これが当たり前だ」というものが定着すると、なかなか新たにアップデートするのは、しんどいかもしれません。

 

デメリットをサクッとカバーする2つの方法

デメリットを知り、「どう克服しようか?」「どう手を打てばいいんだ?」と頭を抱えたくなる人もいることでしょう。安心してください、デメリットがあってもすぐに取り組める対策があります。デメリットをサクッとカバーする方法を2つ知り、さっそく対処していきましょう。

1.考え方に幅を持たせる

1つ目は「考え方に幅を持たせる」方法です。年齢とともに「これをすればうまくいく」という経験則が身についた方も多いことでしょう。では、1つ考えていただきたいです。

おとなしくて口下手だけど、補佐や記録は大得意なAさん。人前でのスピーチはばっちりだけど、ずぼらで緻密な作業な苦手なBさん。

それぞれが「会社内で活躍する方法」は、はたして一緒でしょうか?

答えはNOです。性格や能力、資質によって、輝けるポジションやうまくいく方法は当然異なります。これは会社での活躍する方法に限ることなく、カウンセリングで相談に乗り「その人が輝く方法」でも通じる部分です。

あなたがうまくいった方法が相談者もうまくいくとは限りません。あなたがやめたほうがいいという選択肢が、実はやった方がうまくいく相談者が出る可能性もあります。1つの考えにとらわれず、幅を持たせましょう。

  • 「それ以外の価値観があってもいい」
  • 「これは自分なりの概念であって、他者は違うのもアリだ」

そのように考えるだけでも、視点を広く持つことができます。

 

2.すなおにフィードバックを聴き入れる

2つ目が「すなおにフィードバックを聴き入れる」方法です。

きっとスクール等で習う際には講師、指導員からフィードバックもあるはずです。(当スクールも当然、あります)

プラスの助言や褒め言葉もあれば、ときに「それは止めた方がいい」「このシーンではこうしたほうがいい」などのアドバイスや注意も出る可能性もあります。その際にご自身より年下からの意見であっても「そういうものなんだ」と受け入れて、変えようとするだけでも聴き方に変化が生じます

子どもくらいの年齢から教わる際には、「お前に何がわかるんだ」「俺の方が人生経験豊富だから」と素直に聞きづらいこともあるかもしれません。情けない話ですが、私も必ずしも素直に助言を聴き入れられるわけではなく、耳をふさぎたい、取り入れずに自己流を貫きたいと思ったことも何度もあります。

けれどそのたびに「カウンセラーとして仕事をする上では、その視点が大事なんだ」「お金をいただいて聞くなら、この手順は必要なんだ」と思い直すようにしています。

とっさに反論が口から出そうになっても、なるべく「その視点もあるんだ」と思い直し、素直に聴くように心がけてください。それだけで副業カウンセラーとして活躍できる日が早まります。

まとめ

いかがでしょうか?ここでは40代・50代のミドル・シニア世代が、まったく新しいキャリアとして心理カウンセラーを第2の人生として選ぶ際に、知っておいてほしいことをお伝えしました。

  • カウンセラーに適した年齢はある?
  • 40代・50代でカウンセラーになる2つのメリット
  • 40代・50代でカウンセラーになる2つのデメリット
  • デメリットをサクッとカバーする2つの方法 など

培ってきたキャリアや会社員経験、豊かな知識はすべて、武器です。今更、カウンセラーを目指していいのかと不安になる必要はありません。どの年齢であっても、メリット・デメリットがあるのです。

ぜひ1つの考え方に囚われずに、幅を持たせるように心がけてください。豊かな人生経験に柔軟性のある考え方を加えることで、鬼に金棒です。まずは副業のカウンセラーとして活躍できるよう、応援しています。

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心理カウンセラー田倉さとみ

心理カウンセラー田倉さとみ

エイド・カウンセラー協会 代表

いじめをきっかけにカウンセラーを目指すも、求人のなさ・集客に悩む。高額の経営塾等でビジネスを学ぶことで20代でひとり立ち。
しかし1馬力の限度も感じ、エイド・カウンセラー・スクールを開設。
ミッションはエイド・カウンセラー(仲間)を1,000人以上が増やすことを通じて、うつ病・自殺者が1,000人未満に減少させること。
心理歴15年、セミナー講師登壇120回以上、550名以上の臨床経験をもつ。
主なメディア出演はTBSテレビ、かわさきFMラジオ出演。著書「こころの予防医学」出版。

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