カウンセラーに向いている人に共通する7つの特徴

カウンセラーになりたいけれど、適性があるのかと悩んでいませんか。実はこのブログを読むことで、カウンセラーに向いている人の特徴を知ることができます。

なぜなら心理歴15年、550名以上のカウンセリング以上の臨床経験を重ね、私自身も同業種のカウンセリング体験を受けることで、見えてきた適性があるからです。「カウンセラーに向いている人の7つの特徴」について、お伝えします。

1.話しやすい・相談しやすい雰囲気の人

あなたは悩んだときに相談したくなる人はどのような人ですか。カウンセリングにお越しになる方の多くは、家庭内暴力(DV)やいじめ、セクハラ・パワハラなどのハラスメント被害など、ディープな悩みを抱えてお越しになります。LGBTや病気など、差別的な言動や扱いを受け、悩んだ末に来る方もいます。

しかし胸の内を打ち明けるのは、なかなか勇気がいります。守秘義務があるので秘密がバレることはありませんが、打ち明けてもいいと感じるのは、安心感・話しやすさがある人でしょう。

  • この人なら話を聴いてくれそう
  • 否定せずに受け止めてくれそう
  • 穏やかそう・やさしそう など

柔らかな雰囲気で、話しやすい雰囲気のカウンセラーに対して、「話したくなる」「話してもいいと思える」気持ちに変わっていけるのです。

 

1つ目のカウンセラーに向いている人の特徴は「話しやすい人・相談しやすい雰囲気の人」です。初めて足を踏み入れるカウンセリングルームで、カウンセラーがしかめっ面であったり、腕を組んで無表情だとしたら、あなたは心を開くことができますか。きっと多くの人の答えがNOでしょう。

話したくなるような雰囲気、相談したくなるような柔らかさを出すことで、スムーズにカウンセリングを進め、信頼関係を築くことに通じていきます。

話しやすい雰囲気は生まれつきではない

人によっては、生まれつき眉があがっていたり、いかり肩であったりと、話しづらいと指摘されたことがあるかもしれません。生まれつきの風貌で合わないとわかると、はぁ~とため息つきたくなりますよね。

でも、落胆しないで。顔つきや雰囲気は、これからいくらでも変えることができます。いくつか方法はありますが、今日からすぐに変えることができる3つの要素を紹介しますね。

口角を上げてスマイル!話しやすい表情に

まずは、話しやすい表情についてです。話しやすい表情になるためには、話しづらい人の表情を思い浮かべてみると良いでしょう。

  • 眉間にしわを寄せている
  • 口角が下がっている
  • 怒って見える など

話しづらい人は、どこか怖そうな雰囲気があります。一方で、話しやすい人は、どこか穏やかで、柔らかな雰囲気が漂うことが多いです。

  • 笑顔
  • 口角があがっている
  • 眉間にしわがない など

口角を上げて、自然な笑顔をしていると、話しやすい雰囲気になります。緊張してお越しになる方がリラックスできるよう、まずは自分から笑顔を向けて話しやすい土台を作ってあげましょう。

 

やや前のめりで話したくなる姿勢に

続いて、話したくなる姿勢です。同じく、話しづらい人の姿勢を思い浮かべてみましょう。

  • 腕組をしている
  • 足を汲んでいる
  • 目線が合わない
  • ふんぞり返っているなど

腕組や足を組むポーズは、心理学では「防御のポーズ」と言われ、警戒や心の距離感を示します。これでは相談しづらいですよね。

  • 腕や足は組まない
  • 目線は相手に向ける
  • やや前傾の姿勢 など

ちょっとした工夫をするだけで、話したくなる姿勢に変わります。人は興味があるときに前のめりになる傾向があります。ほんのすこし前のめりにすることで、相談者に「あなたの話に興味を持っていますよ」とのサインを発信することもできるのです。

大丈夫サインを送る!オープンマインド

さいごに、オープンマインドです。心理学用語で、心を開くことを指します。

相談をするということは、心を開かないとなかなかできません。特にセクシャルな話題や家庭内の問題などは、とても複雑で、デリケートなことも多々あります。だからこそ、カウンセラー自らはこころをオープンにして、「大丈夫ですよ」とサインを送ってあげましょう。

相談者に心を開いてもらうために、まず自分から心を開くことが肝心です。なにも進んで過去の話をする必要はありません。

ただ否定せず、ひたすら味方として寄り添うためには、自ら関心を持ち、心を開いて関わることが肝心です。それによって、カウンセリングが進みやすくなります。

話しやすい姿勢、話しやすい表情、オープンマインドの3つを実践し続けることで、カウンセラー向きに変えていけます。

オンラインカウンセリングこそ要注意

近頃はコロナウイルスの影響もあり、電話やオンラインでのカウンセリングも増えています。けれども見えないからと油断するのは大敵です。

たとえ見えないからと腕組をしていると、相談者に伝わるものがあるからです。対面以上に、電話カウンセリング、メールカウンセリング、オンラインカウンセリングなどのツールの方が工夫がいります。

2. 否定せずに寄り添える人

カウンセラーに向く人の2つ目の特徴は、否定せずに寄り添える人です。当たり前の話ですが、否定されたい人はそういません。カウンセリングは薬で治療する行為ではなく、相談者と二人三脚で改善に向かって取り組んでいくものです。ゆえに心を開いてもらえるよう、寄り添う力はつねに求められます。

多くの人が何らかの出来事によって、自信を失っていたり、自己肯定感が低下していたりしています。特にお金と時間を費やして相談に来るカウンセリングにおいては、その傾向が特に強いです。

相談者のつらい気持ち、やりきれなさ、悔しさなどにも寄り添い、共感できる人が向いています。

決めつけや押しつけは絶対にNG

あなたは自分の意見が強い方ですか。ひょっとすると、意志が強く、「こうしたほうがいいよ」とアドバイスしたくなるかもしれませんね。

けれども、カウンセリングにはいろんな悩みの人が来ます。睡眠に特化していても、背景に家庭内暴力(DV)、夫婦の不仲、子育ての悩み、いじめやパワハラ、うつ病など、いろんな原因が潜んでいます。

なかには「ベッドの中でもスマホをいじってしまう」スマホ依存症の傾向のある方。本当は良くないとわかりつつも、ストレスから寝酒に走ってしまう方。そのような方も来ます。

そのようなときに、「ダメですよ」「良くないですよ」と頭ごなしに注意しても、心は閉じていくだけ。本人も実行が難しいだけで、頭ではよくない行動だと自覚があるケースも多いので、なおさらです。

人によっては「先生は注意するだけ。もう行くのはやめよう」と体に毒となる選択をする恐れもあります。頭ごなしに決めつけず、考えを押さえつけない姿勢も、カウンセラーには求められます。

カウンセラーの安易な注意や発言が、かえって悪化を招くと、肝に銘じましょう。

じっと耳を傾ける辛抱強さも必要

カウンセリングはときに、沈黙が続くときもあります。じっくり考えたい人、長考する人、あるいはひたすら心の中と向き合うタイミング。そのようなシーンも、カウンセリング中にはあります。

場合によっては、数分ほど沈黙が続くこともあるでしょう。気まずく感じるかもしれませんが、ひたすら辛抱強く待つことも大切です。忙しい現代、カウンセリングの時間が唯一自分と向き合う時間になっている人もいます。沈黙を遮ることなく、気持ちの面で寄り添えるタフさ、根気強さもあると、より一層向くでしょう。

3.細かな変化に気づける人

3つ目は細やかな変化に気づける人です。ファッションやメイク、髪形などの変化に敏感な人は、相談者のちょっとした気持ちの変化にも気づきやすいものです。上手に伝え返してあげられれば、よりスムーズなカウンセリングに活かしていけます。

普段と違うファッションも解決のヒントに

  • ジーンズばかりの人がワンピースを着てくる
  • パステル調の人がビビッドな色を着てくる
  • 女性らしい装いの人がモノトーンの服でくる など

このようなファッションの変化は、気持ちの変化と結びついていることもあります。特に女性は、気持ちが色合いや装いに表れることも多いです。つねにアンテナが立っている人は、見逃がしやすいサインにも気づき、心情の変化を捉えるのにも生かせるでしょう。

必ずしも語られることが本音とは限らない

相談者も人間です。ときに見栄や常識が邪魔をして、本音が言えないことも出てくるかもしれません。

  • 言いたくないこと
  • 自分の中で見せたくない部分
  • 常識的に考えて本音が否定されやすいこと など

特に上記の場合には、建て前のような発言が出やすくなります。「ん?」と違和感がするとき、相談者が本音を言っていないかもしれません。

ただし無理に問いただしたり、聞き出すのはよくありません。違和感がしたときには、その感覚も大事にしつつ、フィードバックや質問をしていいタイミングかを推し量りましょう。

タイミングを見誤ると、相談者は詮索されているような気分になり、せっかくできた信頼関係が壊れる恐れも。前後の発言から気持ちの洞察とタイミングを見極める力がつくと、スピーディーな相談者の課題解決に通じてきます。

敏感すぎる性格も活かせる

人によっては空気感に敏感で、すぐにちょっとした違いに気づける人もいると思います。言いたそうにしているとき、視線が泳いでいるとき、助け舟が出せるのはカウンセラーとしても活かしていけます。

 

4.冷静で物事を客観的に見れる人

4つ目の特徴は「冷静で客観的に見れる人」です。カウンセラーは寄り添うことも大事ですが、一方で悩み解決のサポート役でもあります。

深刻な悩みに対し、一緒になって悩むのが仕事ではありません。人生の迷子になっている人に対し、一緒に迷路の中に入ってしまっては、解決から遠のきます。感情に飲まれすぎないスキルもいります。

原因を見極め、効果的なカウンセリング技法を取り入れ、合わない場合には別の心理療法を試すなどの判断も必要なのです。

感情移入のしすぎは依存の原因に

カウンセラーを目指す方の多くは、ご自身もしくはごく親しい方が思い悩んだ経験からなっています。ときに、過去の自分と同じような悩みや境遇の方に出くわすこともあるかもしれません。

そのときに、あまりに感情移入しすぎてしまうと、感情に飲まれて冷静さを失ってしまいます。結果、カウンセラーと相談者(クライアント)の間にある境界線が薄くなりがちです。相談者が「自分は特別」「先生に頼ればいい」などの依存の原因になることもあるので、注意がいります。

 

巻き込まれないスキル

依存を引き起こさないためには、感情に巻き込まれないためのスキルもいります。一緒になって泣いたり、もんもんと悩むのではなく、共感力を高めることも1つです。

感性が豊かな方、責任感が強い方、感情表現が豊かな方は、巻き込まれやすい側面もあります。まずはそのことを自覚しましょう。知識をつけ、経験を積むことで、次第に巻き込まれることなく聴く力をつけていくこともできます。

5.動じない強さ・しなやかさのある人

5つ目は「動じない強さ、しなやかさのある人」です。カウンセラーの仕事は、ときに想像をはるかに上回る悩みを打ち明けられることになります。

犯罪経歴を打ち明けられたり、不倫や浮気を繰り返したりする人から相談される場面もあるでしょう。守秘義務の関係で詳しくは書けませんが、私も過去に似たような相談を持ち掛けられたこともあります。

テレビの世界のような出来事を打ち明けられると、驚きを隠せず、「え!?」と大声を上げてしまいそうになるかもしれません。

けれど、もし自分が相談者の立場だったとしたら、逐一「え!?」と仰天するカウンセラーと、「そうでしたか」とうろたえないカウンセラーのどちらに相談したいですか。おそらく後者でしょう。

内心はうろたえていたとしても、それを仕事中には見せないプロとしての姿勢があると、信頼につながります。

6.努力家で向上心がある人

6つ目は「努力家で向上心がある人」です。カウンセラーは、一度資格を取ったからと言って、もう学ばなくていい仕事ではありません。むしろつねに勉強の連続です。

十人十色というように、相談に来る人それぞれに個性があります。教科書やマニュアルの通りに行くことは少ないといえます。だからこそ「もっと知りたい」「もっと学びたい」という探求心知識欲のある人の方が、適性があります。

学びに終わりはありません。少しでも相談者の役に立ちたいと感じるのなら、最新の知識を吸収することは欠かせません。新しい学問だからこそ、知識を最新のものに入れ替えて、効果のある方法を取り入れる姿勢は求められます。

ひょっとしたら、カウンセラーと結婚は似ているかもしれません。「カウンセラーになりたい」と憧れて勉強する人も多いです。しかし、カウンセラーになるというのはスタートライン。結婚がゴールではなく始まりであるように、より良いサービスを提供して悩み解決のサポートができるよう、向上心を持って取り組める人の方が伸びやすいでしょう。

7.振り返る力・内省力のある人

7つ目は内省力です。内省力とは、自分の在り方を振り返る力のことです。カウンセリング中に「どうしたいのか」だけでなく、「どんな自分でありたいのか」についてテーマが及ぶこともあります。

本

カウンセラーは問題解決のサポート役。自らが手本になれるよう、自分自身が「どうありたいのか」日ごろから向き合っている方が望ましいでしょう。口先だけで「自分と向き合ったほうがいいですよ」ということもできます。しかし、日ごろから向き合っている人が伝えると、言葉に重みが出ます。

カウンセリング中に「向き合っています」と発言をすることはほぼありません。けれど「先生も自分の時間取れていますか?」「心と向き合っていますか」などと聴かれることは、しばしばあります。その際に、笑ってごまかす人と、「毎日向き合う時間を取っていますよ」と答える人と、どちらが信頼できますか。きっと後者でしょう。

だから私はどんなに忙しくても、毎日振り返りの時間を取っています。6歳から続く日記の習慣は内省力を高めることに役立っています。だからこそ、私のエイド・カウンセラー・スクールでは、受講生にも日記を自ら書き、内省力を高めるように指導しています。

内省力を強化することで、得られるメリットは大いにあります。

  • 自分の思考パターン(考えグセ)がわかる
  • 常識と自分の考えの違いがわかる
  • 客観的な思考力・洞察力の強化される
  • カウンセリングの振り返りもスムーズにできる など

もともと向き合う力がなかったとしても、続けることで次第に強化することもできますので、ご安心くださいね。

まとめ

これからカウンセラーになりたい人にとって、自分が適性があるかは気になりますよね。心理学を15年学び、550名以上のカウンセリング経験をもとに、カウンセラーに向く人の特徴を7つまとめました。

気が利かない性格だけど、どうしよう?ぶっきらぼうだし、話しやすい雰囲気づくりにハードルを感じてしまう。など、適性がほとんど当てはまらなくて、ガッカリしている人もいるかもしれませんね。

けれど安心してください。たとえ今不足していたとしても、カウンセリング経験を積むうちに身につけることもできます。

あなたの優しい気持ちからカウンセラーになりたい気持ちを応援したいからこそ、フィードバック付きの無料適性チェックシートもご用意しています。足りない部分、強みの部分を理解して、活躍できるカウンセラーに近づきましょう。

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心理カウンセラー田倉さとみ

心理カウンセラー田倉さとみ

エイド・カウンセラー協会 代表

いじめをきっかけにカウンセラーを目指すも、求人のなさ・集客に悩む。高額の経営塾等でビジネスを学ぶことで20代でひとり立ち。
しかし1馬力の限度も感じ、エイド・カウンセラー・スクールを開設。
ミッションはエイド・カウンセラー(仲間)を1,000人以上が増やすことを通じて、うつ病・自殺者が1,000人未満に減少させること。
心理歴15年、セミナー講師登壇120回以上、550名以上の臨床経験をもつ。
主なメディア出演はTBSテレビ、かわさきFMラジオ出演。著書「こころの予防医学」出版。

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