副業で相談に乗るには?在宅できる5つのカウンセリング方法

副業でカウンセラーになりたいけれど、いきなりカウンセリングルームを借りるのはハードルが高く、悩んでいませんか?かといって、今はやりのZOOMやSkypeなどオンラインの活用も、会社に顔バレするリスクを考えると、躊躇してしまうかもしれません。

しかし、もんもんとしたその悩み。この記事を読むことでスーッと解決できます。なぜなら相談に乗る方法は、5つあるからです。さらにどれも在宅で取り入れることができます。

心理学を15年学び、550名以上のカウンセリング経験のある現役カウンセラーが、「5つそれぞれの特徴、在宅での取り入れ方、注意点」などを、解説します。これを読むことで、ご自身の置かれている状況やご要望に合わせて、最適なカウンセリング方法を選べるはずですよ。

1.もっとも王道の「対面カウンセリング」

1つ目は「対面カウンセリング」です。直接会って相談に乗る「対面カウンセリング」は、歴史的にもっとも古く、王道のカウンセリング・スタイルと言えます。相談の乗る方法として、多くの方がパッと頭をよぎるのは、この対面カウンセリングでしょう。

対面カウンセリングの特徴

続いて、対面カウンセリングの主な2つの特徴ついて、お伝えします。

事前予約してクライアントが訪問するスタイル

対面カウンセリングの場合には、事前にお申し込みフォームを入力して、クライアントが訪問することが一般的です。あらかじめいつに相談に来るのかがわかっているので、本業が忙しい方でも十分に準備がしやすいでしょう。

相談者に来てもらえれば、その場で実施ができます。インターネットやアプリに疎い人でも簡単に利用できるため、人を選ばずに活用できる手段と言えるでしょう。

1回に相談に乗る時間は60~90分ほど

対面カウンセリングは60分もしくは90分がオーソドックスです。初回のお試しとして30分プランが用意されていたり、セラピーや心理ワークが組み合わされた120分プランが用意されていることもあります。

砂時計

しかし人の集中力は50~90分程度で途切れてしまいます。実際に小学校から大学までの授業も50~90分程度で1コマが終わるのがそのためです。

準備を含め、2~3時間ほどの確保しておくと無難でしょう。休みが確保されている方や残業の少ない方などは、副業中であっても実施できます。

対面カウンセリングのメリット

対面カウンセリングには、主に2つのメリットがあります。

1.多くの情報を得ながらカウンセリングできる

対面カウンセリングは多くの情報を得ながらカウンセリングできます。

たとえば「最近眠れないんです」とふらふらしてお越しになり、声もか細く途切れとびれのAさん。よく通る大きな声で、苦笑いを浮かべながら「最近眠れないんです」と語るBさん。はたしてどちらが症状として重そうでしょうか。

きっとAさんでしょう。視覚・聴覚などの非言語情報が入ることで、より細やかな情報収集ができ、適切なカウンセリング計画や心理療法の導入などに役立ちます。

雰囲気や話すペース、服装やアイコンタクトなどから総合的に判断できるので、カウンセリング初心者にもおすすめの手段です。

2.傾聴・心理療法が行いやすい

対面カウンセリングは直接会って相談を受けるため、応用心理療法も実施しやすい特徴があります。

基本的に、カウンセリングは傾聴を用いた「対話」をベースにします。応用心理療法とは、色やモノなどの何らかのツールを活用して、目に見えない漠然とした悩みや心理状態を投影化させ、見えるようにするものです。

カウンセラー側に高度な洞察力や心理学の知識が必要ですが、応用心理療法は短い期間で悩みの本質を見つめるのに役立ちます。

代表例)アートセラピー(芸術療法)、カラーセラピー(色彩療法)、箱庭療法

オンライン越しでのカウンセリングは、画面越しになるため正確に映らないリスクが生じます。たとえば黄緑色を相談者が選んだとしても、緑色や黄色に見え方が変わってしまうこともあります。色合いが変わることで、解釈も変化します。

けれども対面ならば、本当の色を直接見ることができ、スムーズに実施できるでしょう。

対面カウンセリングのデメリット

対面カウンセリングの主な2つのデメリットをお伝えします。

1.遠方だとカウンセリングを受けるのが厳しい

対面カウンセリングの場合には、指定した場所にクライアントが来ます。近くに通勤もしくは在住していれば良いのですが、遠方だと受けに来るまでに時間がかかり、負担が大きいでしょう。

なかには茨城県在住の方や新潟県在住の方が、わざわざカウンセリングを受けにお越しになることもありました。しかし毎回通うのは、コストもかさみます。複数回受けることを想定すると、金銭的にも時間的にも厳しい部分があるでしょう。

2.介護・育児中の方はハードルがある

カウンセリングを希望する方は、全員時間があるとは限りません。生まれたばかりの赤ちゃんの子育て中のママさん、介護に追われている家庭の方などもいます。

実際に生後数か月の子育て中のママさんからは、「カウンセリングルームに行けない」と嘆きの連絡が届いたことも。このように、対面の場合には移動時間もかかるため、事情があって家を空けられない家庭にはハードルがあります。

 

在宅で対面形式のカウンセラーになる方法

在宅で対面カウンセラーになる方法を4ステップでご紹介します。

1.自宅サロンにして場所の確保をする

対面カウンセリングは、完全個室のカウンセリング・ルームで行うのが一般的です。けれど副業中の場合には、賃料やレンタル料金を考えると、二の足を踏んでしまう人もいるかもしれません。そんなときには「自宅サロン」の発想を持つことで、副業中にも費用を抑えて、カウンセラーのお仕事を始めることができます。

自宅サロンとは、ふだん生活しているプライベート空間の中から、1部屋分をカウンセリングをする仕事空間として確保して、実施する方法です。実家暮らしで、1部屋以上あまっている人なら自宅サロンを検討してもよいかもしれません。

2.安心して話せる空間づくりをする

在宅で対面カウンセリングために、「安心して話せる空間づくり」が欠かせません。

部屋

カウンセリングサロンをレンタルする場合には、カウンセリングに必要な備品があらかじめ備わっています。しかし自宅サロンの場合には、クライアントが安心して話せる空間づくりを自らしなくてはなりません。

  • 生活空間以外にもう1部屋の確保
  • 洗濯物が見えないように工夫
  • 外から中が見えないように工夫
  • きれいに部屋の掃除
  • スリッパの用意
  • 消臭剤やアロマの確保
  • リラックス系のサウンド準備
  • ドリンクやコップの準備
  • くつろげる椅子やソファー、テーブル
  • ほど良い照明 など

イスとテーブルと空間さえあれば十分と思っている場合には、甘いです!緊張してお越しの相談者が安心して相談できるように、カウンセラーが入念に準備をする必要があります。

ましてやベッドルームやリビングルームなどの生活感丸出しの場所で、カウンセリングするのは絶対にNG!相談者を戸惑わせるもとになるので、やめましょう。

3.同居家族の合意がもらう

自宅兼カウンセリングルームにするなら、「同居家族の合意」を得ましょう。

ハムスタ

1人暮らしで複数の部屋のあるのなら、すぐに始められます。しかし賃料の兼ね合いもあり、一人暮らしで部屋が余分にある方はほぼ0でしょう。自宅兼サロンが可能な方は、大きめな家に誰かと暮らしているパターンが多いと思います。

ご両親や兄弟と同居した状態では、同居している人全員に理解と協力を得なければならないです。「空いている部屋があるから使える」と思っていても、カウンセリング中にお母さまがコップを取りに来たり、ご兄弟が好奇心で覗きに来る恐れもあります。カウンセラー以外の人がいる状態や人の出入りのある状態では、相談者はありのままに話してもらうのは難しいです。

また、ご主人と暮らしている場合にも配慮がいります。普段ご主人がお仕事で出かけていたとしても、私物を見られたり、知らない間に人が出入りするのが嫌がるかもしれません。

のちに家庭内のトラブルに発展し、急なカウンセリング場所の変更はクライアントを戸惑わせる元です。反対されていなかったとしても、十分に理解を得られないと厳しい側面があるのを理解しましょう。

4.ペットがいるなら事前に対策を

もしペットを飼っているなら、「事前にを対策すること」です。クライアントの中には、犬や猫などの動物アレルギーを持っていたり、そもそも動物が苦手であったり、などのケースもあります。

動物が平気な方であっても、カウンセリングルーム内を自由に動き回っていては、気が散ってしまうかもしれません。「ビジネススペースには動物を立ち入れないようにする」「ゲージに入れて自由に動き回らないようにする」など、対策がいります。

対面カウンセリングの料金相場

心理学の知識、カウンセリング経験などによって、大きく異なります。一般的には、下記が料金相場になります。

  • 病院や企業でのカウンセラー:3,000~10,000円
  • 独立しているカウンセラー:10,000~30,000円
  • 実習中・見習い中のカウンセラー:2,000~3,000円
    ※60分あたり

 

2.音声で寄り添う「電話カウンセリング」

2つ目は「電話カウンセリング」です。その名前の通り、電話口でクライアントの相談に乗る手法です。対面カウンセリングと同じく昔からある方法として、親しまれています。

電話カウンセリングの特徴

続いて、電話カウンセリングの主な2つの特徴について、お伝えします。

予約時刻にクライアントが電話

電話カウンセリングは、事前予約がオーソドックスです。あらかじめ申込フォームから予約を済ませ、指定している電話番号にクライアントが電話し、カウンセリングがスタートします。事前に相談の時刻が明らかなため、副業中も準備がしやすいメリットがあります。

本

1回に相談に乗る時間は50~90分ほど

対面カウンセリングと電話カウンセリングで、相談時間にそれほど差がありません。50分、60分、90分が主流です。

電話カウンセリングのメリット

電話カウンセリングの2つのメリットをお伝えします。

1.めんどうな説明不要!高齢者にもやさしいツール

電話カウンセリングは、利用者を選ぶことのない「やさしいツール」です。固定電話・携帯電話のいずれであっても、番号さえ知っていれば、かけることができます。高齢者層を中心とするカウンセリングであっても、操作案内が不要で便利です。

2.狭いおうちでもカウンセリングできる

電話カウンセリングは視覚情報を共有しません。もし仮に、都心部に1人暮らしでアパート内が狭かったとしても、限られたスペース内でカウンセリングできます。

自宅でカウンセリングサロンを兼ねる場合には、安心してカウンセリングを受けるために、ある程度のスペースがいります。けれども電話カウンセリングなら、自宅内を見られる心配がありません。リビングの脇や仕事部屋のデスクなどで、傾聴することもできます。1Kや1DKなどの部屋数のない1人暮らしであっても、安心して在宅カウンセリングできます。

電話カウンセリングのデメリット

電話カウンセリングのデメリットを2つ紹介します。

1.心理療法・セラピーの実施が難しい

電話カウンセリングは、セラピー・心理療法の実施が難しいです。聴覚情報に頼る電話カウンセリングは、情報を共有することができないからです。純粋に聴く―話すに特化したカウンセリング・スタイルで提供するしかありません。

2.情報が正しく伝わらないリスク

電話カウンセリングは、聴覚情報は入ってくるものの、対面と比べると情報量は減ります。声のトーンや間の取り方、相談内容などの限られた情報から、相談者の悩みが置かれている状況を推し量るしかありません。

女性

リアルタイムで電話をしているため、声の大きさや口調、声のトーンなどの非言語情報から心理状態をうかがうことができるでしょう。しかし、声と振る舞いが一致しない人も中にはいます。電話口でか細い声で「どうしたら良いのかわかりません」と話していても、実際には語る際の目力のある方、背筋をピーンと伸ばしてお話になる方も存在するのです。

もちろん、そのようなケースは少数派です。けれども、そのようなケースにあたった場合には、ベテランのカウンセラーであっても、情報不足で正しく状況把握ができない恐れもあります。電話カウンセリングの最大級のデメリットと言えるでしょう。

副業として始める人にとっては、やや難易度があるカウンセリング方法です。

在宅で電話カウンセラーになる方法

在宅で電話カウンセリングのするための方法をステップ順に紹介します。

1.カウンセリング用の電話を1台用意

電話カウンセリングでは、クライアントから電話をしてもらうため、事前に電話番号を周知する必要があります。しかし副業禁止の会社に勤めていて、バレたくない人にとっては「どこかで個人情報が洩れるのでは……?」と懸念点になることでしょう。

そこで、ふだん使用しているスマートフォンに加えて、もう1台用意することをおすすめします。まったく別の番号を用意することで、どこかで個人情報が洩れる心配をしなくて済むでしょう。電話番号からバレる懸念はなくなります

実際に私も副業中には、もう1台契約し、会社にバレない工夫をしていました。今は月3,000円程度で使用できる格安SIMもあるので、上手に節約しながら利用するとよいでしょう。

2.50~60分と短めの時間設定

対面と比べると、情報源が耳からだけになってしまうため、集中力が途切れやすくなります。対面よりやや短めの50分や60分制にすることで、注意力が落ちにくくなるでしょう。

電話カウンセリングの料金相場

経験やキャリア、資格有無や心理学の知識によって、料金相場が変動します。一般的には、次の通りです。

  • 募集サイトに所属しているケース:3,000~6,000円
  • 独立して募集するケース:6,000~20,000円
    ※60分あたり

 

3.文章だから打ち明けられる「メールカウンセリング」

3つ目は「メールカウンセリング」です。相談者が悩んでいる内容を文章を送り、カウンセラーが返信するカウンセリングスタイルになります。

メールカウンセリングの特徴

続いて、メールカウンセリングの主な2つの特徴について、お伝えします。

回数チケットプラン・無制限プラン

メールカウンセリングのプランは、次の2つです。1つが3往復、5往復などのやり取りする回数に応じて、その都度費用が発生するスタイル「回数チケット」プランです。もう1つが、月額制でメール相談無制限のプランです。

24時間以内の返信が原則

メールカウンセリングは、対面や電話のように決まった時間にリアルタイムでやり取りすることはありません。ただし、原則クライアントからメールが来たら、24時間以内もしくは48時間以内に返信するプランが多いです。

アイコン

メールカウンセリングのメリット

メールカウンセリングの主な2つのメリットをお伝えします。

1.じっくり考えて返信できる

リアルタイムのカウンセリングはその瞬間に、適切なふるまいやフィードバックなどが求められます。一方で、メールカウンセリングの場合には、瞬間的に言葉が出てこない人であっても、じっくり考えて対応することができます

長考する人や考えをパッと言語化するのが苦手な人にとって、相性がとても良いカウンセリング手段と言えるでしょう。

2.空いた時間を活用してできる

メールカウンセリングは、多忙な人でも空いた時間で返信が可能です。対面や電話などのリアルタイムの場合には、60分のカウンセリングであっても、事前準備を含めて、2時間以上確保したほうが無難です。特に最初は、振り返りや次回準備などに多くの時間がかかります。

けれど副業として始める方は、仕事後にまとまった時間の確保が難しい方もいるでしょう。その場合には、メールカウンセリングも1つの手段です。

スケジュール

真剣に悩んでいる方からのメールを、その場でパパっと返すのは至難の業。けれど会社の休憩時間、移動時間などで読み、夜寝るまでの間に返信内容をまとめることは可能です。

実際に私がWワーク中も、休憩中や移動時間に相談内容を読み、アフター5で相談内容を要約。送信内容を編集し、工夫して寝るまでの時間に返信文章を作成していました。もちろん、一般常識に照らし合わせ、返信は夜が明けてからしていましたけどね。本業が忙しくてまとまった時間のない方も、仕事が終わった後や始業前などのすき間時間を活用して、始めやすいでしょう。

メールカウンセリングのデメリット

メールカウンセリングのデメリットを3つ紹介します。

1.一度に読み切れないほどの長文が届くリスク

メール相談内容はもちろん、長さや短さも個性が出ます。人によってはスッと1スクロールくらいで読み切れる分量で送ってくることもありますが、なかにはとても画面越しで読み切れない量のメールが届くこともあります。

過去に私が受け取ったものでは、いくらスクロールしても終わりが一向に来ず、印刷したらA4用紙3枚以上になったものもありました。メールだからすぐに返せるという発想をするのは、よしましょう。

2.連絡のコントロールができない

往復プランの場合には、3往復が当日内もしくは数日間に使い切ることが多いです。しかし、月額制の場合には、1週間以上時間が空いて連絡が来ることも。本業が忙しいときに長文や複数往復のメールが多く来ると、とても大変になります。いつ連絡が来るかがコントロールできないので、申込数の上限を作るなどの注意しましょう。

3.本音・悩みの本質が見えづらい

メールカウンセリングの希望者は、悩んでいるから申し込んでいるわけです。けれど「本当のことをそのまま書いたら、私が悪いように見えてしまう」「証拠として残ってしまう」などの葛藤する気持ちから、当たり障りのない文章に修正されて送られてくることも

抽象度が高い文章ほど、状況も心境も把握しづらいです。「本当はどんな気持ちか」をつかむのが困難になります。

対面や電話であっても、本音を語ってもらえない恐れはありますが、質問を投げかけることで、表情や声のトーンの変化などの非言語情報から推測できる部分も幾分かは出てきます。メールではそのような非言語情報がなく、手掛かりが少ないため難易度は実は高いのです。

在宅でメールカウンセラーになる方法

在宅でメールカウンセラーになる方法について、紹介します。

1.読解力をつける

メールの場合には「考える時間」「読み返す時間」が存在します。これはカウンセラーだけでなく、相談者も同じこと。考えるがゆえにまとまらなくなったり、世間の常識が頭をよぎって抽象度が増したりすることもあります。

メールカウンセリングは対面とは違った、高度な文章の読解力や推察力が求められます。日ごろから、読書習慣をつけるなど、内容を理解する力を高めましょう。

2.思いを表現できる文章力をつける

メールは、文字で思いや気持ちを表現します。傷ついた心に寄り添うには、誤解の内容に伝えられる表現力、文章力もいります。もし誤って異なる情報が伝われば、余計に心をえぐることになりかねないためです。

メールカウンセリングを利用する方は、悩んでいるから相談しています。手段がメール、対面と違うにすぎません。メール相談に応じるのなら、日記をつけたり、本を読んで読書感想文を書いたりなど、書く習慣をつけていく工夫もいるでしょう。

メールカウンセリングの料金相場

心理学のキャリアやメール相談の経験に応じて、1往復あたりの料金もさまざまです。目安としての料金相場は次の通りです。

  • 回数チケットプラン:3,000~5,000円程度(3~5往復)
  • 月額無制限プラン制:20,000~50,000円(1か月あたり)

 

4.話題沸騰中「オンライン・カウンセリング」

4つ目は「オンラインカウンセリング」です。無料で通話やテレビ電話が活用できるSkypeやZOOMで行います。コロナによる緊急事態宣言後から、一気にニーズ増加中のカウンセリング・スタイルといえます。

オンラインカウンセリングの特徴

続いて、オンラインカウンセリングの主な特徴について、お伝えします。

1.事前予約し、画面越しのカウンセリング

オンラインカウンセリングも、対面や電話と同じように事前予約制がオーソドックスです。スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末を利用し、指定時間にカウンセリングがスタートします。

いまや1人1台のスマートフォンやパソコン時代。

1回に相談に乗る時間は60~90分

オンラインカウンセリングは、対面同様に60分もしくは90分が主流です。まとまった時間内に、悩んでいることや気持ちを聴き、解決に向けて2人3脚で取り組みます。

メールカウンセラーを目指すなら、「副業のメール相談で稼ぐ3つのポイント・初心者が陥りがちな罠」もご参照ください。

オンラインカウンセリングのメリット

オンラインカウンセリングのメリットの3つのメリットをお伝えします。

1.ネット環境があれば全国どこでも対応可能

オンラインカウンセリングは、容易に場所に垣根を超えていけます。インターネットさえつながれば、全国どこからでもアクセスできる便利さがあります。

今まで遠方の方は不便さがありました。けれど、オンラインなら最寄り駅から遠かったり、電車やバスの便が少ないエリアでも、ネット環境さえ整備できれば提供が可能です。

最近はコロナの影響もあり、在宅しながら受けられるオンラインカウンセラーに、需要は増す一方。感染リスクもなく、家から出ずに受けられるためです。ニーズにこたえるためにも、オンラインにも対応し、カウンセリングできるとよいでしょう。

2.顔を見ながら話が聴ける

今までは対面以外で通話というと、電話カウンセリングが一般的でした。しかし電話の場合には、クライアントの顔を見ることができずに情報が限定的。声の大小や間の取り方で心情を察するには、それなりに場数をつかないと対応できません。

けれど、オンラインカウンセリングでは、テレビ電話を用いることで、在宅でありながらも、お互いの表情や様子を伺うことができます。電話カウンセリングのデメリットの大部分を補えて、とても便利です。

また、電話カウンセリングは、クライアントの通話代の負担が生じますが、オンラインカウンセリングなら、アプリを利用することで通話代も発生しません。クライアントへの負担軽減ができ、より気軽に受けてもらいやすくなります。

3.画面共有で心理療法やセラピーも実施できる

オンラインカウンセリングは、カメラ付きのため、心理療法やセラピーも実施できます。カメラさえ用意すれば、気持ちを絵で描いてもらうアートセラピーや色を選択してもらうカラーセラピー実施でき、提供の幅が広がります。

アート

お話だけでは分かりづらい気持ちの部分も、絵や色などのツールを用いることで、わかりやすくなります。状況に応じて、話メインのカウンセリング、セラピーを使ったカウンセリングなど、臨機応変に対応もしやすいでしょう。

相談者の状況やニーズに応じて使い分けることで、短いスパンで悩み解決が可能になります。その点で、カメラを通して通話できるオンラインのメリットも大きいです。

オンラインカウンセリングのデメリット

オンラインカウンセリングのデメリット2つをお伝えします。

1.通信環境に左右される

ただし、オンラインの場合は通信環境に大きく左右されます。電波が悪いと、会話が途切れたり、再度入りなおしてもらう必要も出てきます。その関係で、予定時間よりも多少押してしまうことも。時間にゆとりをもって、カウンセリングのスケジュールを組んだ方が良いでしょう。

2.シニア世代・IT苦手な人には難易度が高い

オンラインカウンセリングのデメリットとして、「シニア世代・IT苦手な人には難易度が高い点」が挙げられます。オンラインを希望するクライアントの中には、機械が苦手な人もいます。

カウンセラーとしては、できれば対面や電話でのカウンセリングを利用してほしいかもしれません。しかし、コロナの影響もあって、シニア世代も持病のある方などを中心に、不要な外出を控えて生活するも増えています。クライアントから希望があったのなら、応じていくのはカウンセラーの役割の1つ。

テレビ電話

しかし、事前にマニュアルや参考URLを用意しても、質問が来ることも。実際にオンラインを希望した方の中には「ダウンロードできません」「音が出ません」などの質問が、カウンセリング開始時刻になってからいただいたケースもありました。

すべての年齢にまんべんなく使いこなせるツールとは、言い難いかもしれません。たとえオンライン希望と記載していても、ITリテラシーやニーズを考慮して、他のツールで対応するなどの臨機応変さも必要でしょう。

在宅でオンラインカウンセラーになる方法

在宅でオンラインカウンセラーになる方法を順を追って説明します。

1.イヤホンや照明などの機材をそろえる

カウンセリングをスムーズに進めるためには、「会話できる状態」にすることが大事です。特に同居家族がいる場合には、カウンセリング中にペットの鳴き声や家族の姿が映ってしまう恐れがあります。

カウンセラーに寄せられる悩みは、いじめ問題や嫁姑の悩みなどを、いずれもデリケートな問題。たとえ同居家族であっても、カウンセラー以外の第三者に漏れるのは、避けましょう。

それらの点から、オンラインでカウンセリングする上で、そろえておくとよい機材は次の通りです。

  • 周囲の音を遮断するイヤホン
  • デスクトップパソコン用のカメラ
  • 色合いを明るくする照明
  • 部屋の余分がものが写らなくなるグリーンバック

画面越しでのカウンセリングは、思った以上に血色が悪く見えることも多々あります。いらぬ心配をかけぬように、お部屋によっては照明もそろえたほうが良いでしょう。

ただし、全部そろえると費用も増えます。特に副業でカウンセラーを始めたばかりの方にとっては、痛い出費になる恐れも。値段もピンキリですが、自身の状況に合わせて選ぶ必要性があります。間違っても、一気に全部そろえようという発想は捨てましょう。

2.最低限のIT知識と説明力をつける

オンラインカウンセラーになるには、「最低限のIT知識と説明力」がいります。オンラインを使ってのカウンセリングする歴史は浅いです。私もSkypeをカウンセリングに導入したのは2018年前後になります。

仕事などでもパソコンを使用する頻度が低い場合には、「どこからダウンロードすればいいんだろう?」「音を聞こえるようにするには?」などの初歩的なところでつまづくケースも少なくありません

パソコンやアプリなどの操作が苦手な人にとって、難易度はあります。苦手だからと言って逃げずに、少しずつ知識を吸収して、クライアントに説明できるレベルに高めていきましょう。少しずつ調べて実践に移すことで、最終的にできるようにはなります。

3.同居家族にゆとりをもった時間の周知

在宅でカウンセリングする方のなかには、同居家族がいる方もいると思います。守秘義務を守るためには、「1部屋分を借りる」「指定時間内には、家族が部屋に立ち入らないようにする」などの配慮もいるでしょう。

そこまでの準備ができていたとしても、「同居家族にゆとりを持った時間の周知」を忘れると、あとが大変です。なぜなら通信環境による影響で、時間を少々過ぎるリスクが高いためです。

通信環境で音が途切れ、再度接続しなおす影響で、終了時刻に終わらないことも出るかもしれません。家族に離席をお願いするのなら、終了時間ぴったりではなく、時間にゆとりを持たせましょう。少なくともプラスで30~60分ほど伝えておけば、その時間内には終わるはずです。

終わる予定時刻になっても部屋を貸し切ったままでは、家族内からクレームが生じるリスクがあります。副業カウンセラーを続けていきたいのなら、周囲の協力が得たいところ。なるべく注意しましょう。

オンラインカウンセリングの料金相場

スキルや知識に応じて、料金相場が変わります。基本的に、対面時の料金表をもとに10~20%程度割引で対応することが多めです。たとえば、対面時に60分20,000円の場合は、オンラインだと18,000円程度が多いでしょう。

 

5.気軽さがウリ「SNSカウンセリング」

5つ目は「SNSカウンセリング」です。カウンセリング・スタイルとしては、最も新しい方法になります。

SNSカウンセリングの特徴

lineのチャット機能やFacebookのメッセージ機能を活用したカウンセリング方法です。SNSカウンセリングの主な特徴について、お伝えします。

当日予約が中心

SNSカウンセリングは、コロナ禍で急速的に増えています。被災中のような精神的に不安定な社会情勢が大きく関係し、当日予約可能もしくは事前予約なしなどの対応をしている機関も多いです。

一方、電話や対面は、基本的に事前予約が中心。数日後や1週間以上先に予約が入ることもあります。SNSカウンセリングがいかにスピーディーなのか、がお判りでしょう。

リアルタイムで1時間チャット返信

SNSカウンセリングは、50分もしくは60分の時間内で、相談し放題のプランが中心です。lineならば、チャットで1時間内に複数やり取りすることになります。

チャット

SNSカウンセリングのメリット

SNSカウンセリングのメリットを1つ紹介します。

1.スマホ1つで始められる

lineやInstagramのアプリは、ほとんどの人がスマートフォンに入っていることでしょう。機械類が苦手な人であっても、プライベートで使用しているツールなら抵抗がほとんどないはずです。副業として始める上で、垣根の低いツールでもあります。在宅でできるカウンセリング法として、身近であり、手軽さを感じさせるツールです。

SNSカウンセリングのデメリット

SNSカウンセリングのデメリットを3つ紹介します。

1.依存リスクが非常に高い

傷ついた時に寄り添うことで、依存が生じるリスクはどの手法であっても同じこと。けれども、SNSカウンセリングが最も注意しておいたほうが良いでしょう。

理由は、「予約がいらない」もしくは「当日予約可能」な点です。電話や対面は、基本的に事前予約が中心で、数日後や1週間以上先に予約が入ることもあります。ぐに受けられる手軽さは、依存度を増す要因になりえます

2.本当の感情がつかみづらい

lineスタンプ、絵文字で「悲しい」は、どの程度の悲しさかがパッと把握しづらいところがあります。1時間相談し放題プランの場合には、時間に駆られて文字だけをパパっと打ち込むケースもあるでしょう。活字だけで心情を把握するのは、なかなか難しさがあります。

メールカウンセリング同様に、視覚情報や聴覚情報がなく、本当の気持ちが把握できない不便さが大きいです。さらに、短い時間で返信するのなら、カウンセラーもパッと言葉を選んで打ち込むため、非言語情報が中心になります。

受信しづらいデメリットだけでなく、カウンセラー側の発信しているうち止める言葉も、どの程度相手に伝わるかは文章力や相手の読解力などにゆだねるほかありません。

3.深めていくカウンセリングに不向き

SNSカウンセリングは、1時間に何往復もやり取りが生じます。スピード感のあるSNSでのカウンセリングは、深めるには不十分です。もちろん、極限状態のときにやさしい言葉や寄り添う言葉は、ときにクライアントの心を救うことになるかもしれません。コロナ鬱になりかかっている方には役立つ可能性も十分にあります。

けれども、その瞬間的にラクになるのがカウンセリングのゴールでは、ありません。

カウンセラーはつねに一緒にいる存在ではなく、必ずいつかは卒業のタイミングが来ます。だからこそ、相談者の立ち直る力(レジリエンス)やストレス耐性などを高めることも、カウンセリングでは必要になります。

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私のカウンセラー養成では、「ラクになる(カタルシス)」を与えられるだけのカウンセラーではなく、傷ついても元に戻れる力を授けていけるカウンセラー養成に力を置いています。

それこそがストレス社会でも自分を見失わずに、生きていくうえで必要だと感じているからです。その場しのぎになってしまう恐れの高いSNSカウンセリングは、注意が必要な要素がとても高いでしょう。

在宅でSNSカウンセラーになる方法

在宅でSNSカウンセラーになる方法を紹介します。

集中力・洞察力を高める

メールはゆっくり時間を置き、オフラインで返信します。対するSNSは、リアルタイムで1時間ほどやり取りが続きます。スピード感のある返信をするために、集中力が必要です。

また、スタンプや絵文字、書かれている文字などのバランスから、心理状態を察する洞察力も同時に求められます。

スピーディーかつ適切な言葉かけをする力

SNSカウンセリングは、悩んでいるクライアントに対して、適切な言葉をかけるのもカウンセラーの仕事の1つ。もし憂鬱な気持ちになっているときに、突き放すような発言をしたら、自殺念慮が強まってしまう危険性もあります。

自分の言葉をなるべく早く言語化し、返信する力もいるでしょう。日記やブログなどでアウトプットする習慣がついていると、限られた時間内にも言葉が出てきやすくなります。

SNSカウンセリングの料金相場

無料もしくは安価です。通常の対面カウンセリングは1回60分で1~3万円程度かかります。病院連携や実習生であっても3,000円はかかるのに対し、SNS相談は無料提供も増えています。

“タダで当日悩みに1時間もたっぷり聴いてもらえる“

依存はカウンセラーへの心理的な負担も大きくのしかかりますが、それ以上にクライアントの本来の回復できる能力を封じ込めるデメリットが潜んでいます。相談者のためにも、依存させない工夫が必要です。

重要なポイント

1つ目の対面カウンセリングは、直接会うため情報量が多く、初心者にもおすすめです。心理療法もその場でできます。一方で、自宅サロンはスペースの確保や家族の協力が必須などの課題も多いでしょう。

2つ目の電話カウンセリングは、狭い自宅でも相談に乗れ、在宅カウンセリングしやすいでしょう。しかし情報量が不足し、正確に理解するのが難しい部分も残ります。

3つ目のメールカウンセリングは、じっくり考える人や文字で表現するのが得意な人に向きます。空き時間に在宅で始めやすいでしょう。一方で、双方の文章力・読解力がないと相談が成り立たない難しさがあります。

4つ目のオンラインカウンセリングは、どこでも表情を見ながらできます。しかしITリテラシーが不足していると、スムーズに使うのが困難です。

5つ目のSNSカウンセリングは、導入コストのかからない方法です。一方で、予約なしですぐに受けられる点から、依存リスクが高いです。

まとめ

これから副業としてカウンセラーになりたい方が、自宅でも実施できる5つの方法を紹介しました。ご覧の通り、どの方法にもメリット・デメリットの両方があります。自宅の環境、重視したい点、目指したい方向性、適性に合わせて選び取りましょう。

もし自分にはどれが合うのかがわからない方は、お問い合わせください。ニーズをうかがって、ご案内します。たとえ今の状況的に足りない部分があっても、これから知識や経験を積むことでいくらでも埋めていけます。まずは、必要な情報を手に入れて、準備を整えていきましょう。

なお、メールカウンセラーを考えている方は、副業のメール相談で稼ぐ3つのポイント・初心者が陥りがちな罠もご覧ください。

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心理カウンセラー田倉さとみ

心理カウンセラー田倉さとみ

エイド・カウンセラー協会 代表

いじめをきっかけにカウンセラーを目指すも、求人のなさ・集客に悩む。高額の経営塾等でビジネスを学ぶことで20代でひとり立ち。
しかし1馬力の限度も感じ、エイド・カウンセラー・スクールを開設。
ミッションはエイド・カウンセラー(仲間)を1,000人以上が増やすことを通じて、うつ病・自殺者が1,000人未満に減少させること。
心理歴15年、セミナー講師登壇120回以上、550名以上の臨床経験をもつ。
主なメディア出演はTBSテレビ、かわさきFMラジオ出演。著書「こころの予防医学」出版。

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