いっこうに解決しない悩みに、頭を抱えていませんか?私も子どものころは、マイナス思考でいつも悩んでばかりいました。でも心理学の勉強をすることで【悩んだとしても切り替えられる自分】へと変えられたのです。
今でも嫌なことはときどき起きますが、いつまでも悩むことはグッと減り、気持ちの面でもスーッと楽になりました。友人からも「明るくなったね」と言われることが増え、ふだん付き合いのある仲間も明るい人たちが増えたのです。
変えるために心がけたことは「たったの3つ」のことでした。もし今の自分や人生に納得感がないのなら、ぜひこの3つのことを意識して、いつまでも悩む自分にさよならしませんか?
この記事では、心理本を出版し、副業カウンセラー養成スクールを運営しているカウンセラーが【解決しない悩みから抜け出すための3つのカギ】をご紹介します。「いつまでも悩む自分を変えたい」「もっと人生を楽しみたい」人以外は読まないでくださいね。(※悪用厳禁なので)
1.悩みに対して、ジャッジしない
あなたは嫌なことや悲しいことが起きたとき、どう受け止めていますか?
「うわぁ~、イヤなこと起きた」「なんでそんなことするの?最悪……」などと、思うかもしれません。あるいは「これぐらいでイヤって感じるなんて、自分は心が狭い」「許してあげられない自分って人として未熟だ」って、自分を責めしてしまう人もいることでしょう(メンタルブロックや固定概念がかかわっています)。
受け取り方、解釈の仕方は、人それぞれでかまいません。けれど、いつまでも悩まないために「ジャッジしない」を意識してみると、一気に心が楽になりますよ^^
喜怒哀楽。すべての感情は必要があるから、備わっています。楽しさや喜びはポジティブだから受け取るのに、「怒り」「悲しみ」などのネガティブな感情は「良くない」と決めつけて、抵抗していませんか?
- 怒り・憤り・恨み
- 落ちこみ・悲しさ
これらの感情も生きるうえで必要だから、存在するのです。それなのに「そんなことを思うなんて」「肯定できな自分はダメだ」とジャッジする必要なんてありません。
ネガティブな感情が沸き起こったときに、「そうだよね、傷つくよね」「自分のせいかもって不安になるよね」と、ぎゅっとやさしくハグしてあげましょう。受け止めることで悩みが和らぎ、気持ちがラクになりますよ。
2.感情や本音をごまかさない
イヤなことが起きると、人はネガティブな感情を感じたくないあまり、ごまかす行動をとることもあります。
*お酒・食べ物(やけ酒、やけ食いを含む)
*服やアクセサリーなどの必要でないのに買い物(購入)
*八つ当たり、攻撃
*他人や環境のせいにする
*こんなものだ、世の中は…と達観する など
このような行動に出る方が多めですが、あなたも当てはまる部分はありませんか?
例に挙げた行動は、「見て見ぬフリ」「問題の先送り」にすぎません。いわゆる「臭いものにふた」をした状態です。
けれど、においのもと(問題)は取り除いてないので、気晴らし行動やごまかしをしても、再び不調や不具合が出ます。
どんな出来事も意味があって起こると私は考えています。
*上司から正当な評価がされない
*仲がいいと思っていたのに、陰でこそこそ陰口を言われた
*理不尽な要求をされた*お局様から嫌がらせを毎日される
*夫が家事・育児を一切してくれない など
ショックですが、実はあとから考えると。意味があって起きている可能性もあります。
たとえばパワハラ企業でメンタルすり減ってるときに、追い打ちをかけるような罵倒。きついと感じると思うでしょうけれど、「メンタルが崩壊する前に逃げろ」ってサインかもしれません。あるいは自分のマインドセットを直して、「攻撃される自分から変えろ」っていうメッセージの可能性もあります。
表面的な問題だけに囚われて、気晴らし行動(お酒や買い物)に逃げても悩み・問題は深まるばかりです。ましてや「あいつが悪いんだ」「この会社のせいだ」といっても、埒が明きません。なぜなら人を直接変えることはできないから。
だからこそ問題をごまかさず「受け止める」ことです。1つ目と同じく「受け止める」ことができると、問題解決にぐっと近づきますし、解決のヒントが浮かんできたり、解決しない悩みに振り回されることもグッと減りますよ。
3.ネガティブ感情を早めにデトックスする(出す)
本当はつらいのに抑え込むと、悩みが発酵します。「ないもの」とみなしても、ごまかしても、悩んでいる事実が消えるわけではないからです。
むしろ見て見ぬフリは悩みや問題をこじらせてしまいがちです。それが「悩みの発酵」なんです。(あんまり理解できない方は「こころの予防医学」がおすすめ。こころのメカニズム、ストレスや悩みの動き、それらの解決策を丁寧に伝えています。)
それでは「受け止めたあとにどうしたらいいのか」、わかりますか?
ずばり、「早めに出す」ことです。ジャッジせず、ごまかさずに受け止めてあげて、ネガティブな感情をデトックスしましょう。方法は2つあります。
1.人に聞いてもらう方法
1つは「人に聴いてもらう方法」です。
仲のいい友達に聴いてもらう手もありますが、おすすめは「プロに聴いてもらうこと」です。なぜならお友だち相手だと、アドバイスや意見の押し付けをされて、よけいにしんどくなる恐れもあるから。
プロのカウンセラーに否定やジャッジされずに聞いてもらうことで、気持ちがスーッと楽になります。これを心理学では、カタルシス効果といいます。さらに傾聴を続けることで「本当は何がつらいのか」が見えて、本質的な問題解決にも通じます。
実際に私がカウンセリングした方のなかにも、繰り返し職場いじめにあって悩んでいた人は、マインドセットして、ある行動を改めたところ「助けてくれる人」が増えて、悪口や嫌がらせが和らいだ事例があります。
また、慢性不眠で何を試しても効果がないから諦めていた人は、トラウマに働きかけるセラピーを織り交ぜたところ、疲れがとれるほどの熟睡が得られるようになったと話してくれました。
愚痴を聞いてほしいだけなら、安価な「愚痴聞き」サービスでもいいですが、このように解決しない悩みから抜け出したいなら、ちゃんとプロのカウンセラーに相談したほうが得たい結果に近づきます。
選ぶ際には「話しやすい人(相性・人柄)」と「知識・キャリアのある人(認定心理士や臨床心理士を保有。+100名以上の相談経験or相談実務3年以上)」がおすすめです。カウンセリングの目安費用は、カウンセラーにキャリアにもよりますが、60分1~3万円程度が相場です。
私の場合、初回が1万、2回目以降は2万円、個別のレッスン料はそれ以上です。カウンセリングの種類や費用についてはこちらを、カウンセリングを受けたいとお考えの方はサービスメニューもしくは過去ブログをご覧ください。
2.○○を書いて「可視化」&「顕在化」
「ぶっちゃけ高いなぁ」「人に話すのはハードルがあるなぁ」と、思う人もいることでしょう。
ぶっちゃけると、大学や大学院で心理系の資格を取るまでに400~600万円かかり、仕事にしていくための自己投資(学び代)でだいたい100万円以上かかります。1回の相談料は妥当か安価だと私は思います。とはいえ、人によってはハードルを感じる人もいますよね。
そんな方は2つ目の方法として、「書くこと」をおすすめします。書くことでも話した時と同様に、心のわだかまりが解消される効果(カタルシス効果)が得られます。ネガティブな感情を吐き出すことで、スーッと楽になりますよ。
一方で、こんな人もいます。
「書いたけど逆に嫌なことを思い出してしんどくなった」「いわれた瞬間は書けるけど、時間がたつと忘れてしまう。続かない」
これはずばり「悩み解消に役立つ書き方」ができていない事例です。
単に感情を書くだけのやり方(吐き出すだけ)は、ファースト・ステップ。次アクションをすることで、「気持ちが前向きに保ちやすくなる」「自分で気持ちの入れ替えができる」「ポジティブ思考になる」など、書くことの効果は40以上もあるんですよ。
*夢・目標が実現しやすくなる
*うまくいかないパターンからの脱却(振られやすい、攻撃されやすいなど)
*人間関係に恵まれる
*副業・起業の課題がクリアになり、軌道に乗る
などの応用もできますよ^^あと7つのポイントを押さえると、飽きっぽい人でも習慣化しやすいんです。(これはカウンセリングで実証済)
悩んでいる人ほど「感情をデトックスする書き方」をマスターすることを推奨したいです。悩み解決やデトックス目的の書き方は、あんまり時間をかけなくてもOK。1日3分もあれば「感情デトックスする書き方」ができます。忙しい人にもおすすめですよ。
とはいえ、「ワーク形式」の内容のため、リアルタイムのセミナーや講座でのみ、提供しています。なぜなら、手順に従ってやっていかないと身につかないからです。ご興味ある方は、メルマガ登録し、セミナー案内のタイミングをお待ちくださいね。
まとめ
今回のブログでは、「解決しない悩みからスーッと抜け出す3つの方法」として、
- ジャッジしない
- ごまかさない
- 早めにデトックスする
の3つを紹介しました。人間関係の悩みは、相手の都合もあるため努力をしても、がんばっても進展がないこともあります。
だからこそ、臭い物に蓋をするかのように、見て見ぬふりをし、悩みが発行してしまう人も多いです。沸き起こる感情を否定せず、ぎゅっと抱きしめて、適切な2つの方法でデトックスしましょう。
ぜんぶ頑張ろうとせずに、まずは今日できるところからやってみるのがおすすめですよ。
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